1978年の「ピラニア」を「ハイテンション」「ヒルズハブアイズ」「ミラーズ」などを手掛けるアレクサンドル・アジャ監督がリメイクしたのが本作品「ピラニア3D」です。

一応タイトルは「ピラニア3D」なのですが、レンタルでは「ピラニア」と表記されているので、借りる際は監督名がアレクサンドル・アジャの方のピラニアになっているかご注意して下さいね。

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巨大なピラニア大量発生

この映画のウリは何といってもこれでもか!というくらいにウジャウジャ出て来るピラニアの群れと、B級パニックによくあるお色気(お下品)シーンの連発です。

ここで出て来るピラニアは普通の皆様が知っているピラニアよりも大きく凶暴で、湖に落ちたが最期、あっという間に全身食いちぎられてしまいます。

物凄い数のピラニアが一斉に襲って突いてくるので、逃げる隙など何処にもありません。渦巻きのようにグルグル、グルグルさせられ、ピラニアが去った後には食いかけしか残らないのです。

また、モンスター系パニック映画で求められるのは、いかに早くいかに多く犠牲者を出すかのスピード感ですが、この映画は焦らしつつもその辺りをきちんと押さえてくれていますので、飽きる事なく見続けていられます。

湖のTシャツ濡れ透けコンテストと全裸美女の水中撮影会

それで、パニック映画・ホラー映画ではお約束のサービスシーンですが、こちらもたっぷり突っ込まれていますので、ガッカリする事はないと思います。

全裸で湖の中を泳ぐ美女達を、床下がガラス張りになっているボートでじっくり堪能していたり、美女同士がイチャイチャしていたり、Tシャツ1枚だけの美女達に水をかけてシャツを透けさせてみたり、とサービスシーンのツボを押さえてくれていますので、序盤はそれで楽しみましょう。

さらに、主人公と共に行動する映画監督(?)は、ホラーあるあるを超えるくらいのスケベキャラで、下ネタ連発、おちゃらけ全開、存在そのものが下品なオープンスケベさんです。

こうやってサービスシーンと、オープンすぎて逆に爽快的なゲス男に焦らされながら、ワッショイワッショイと盛り上がっているストーリーが、本番を迎えます。

地震で割れた湖の底から古代魚復活

という訳で、本編のご紹介に進みましょう。何が起きたのか、と言いますと、一行上に書いた見出し通りの事が起きました、それだけです。

もっと詳しくお話すると、地震が起きて、近くの湖の底で繋がっていた部分が割れて、その更に下にあった地底湖に、ずっと共食いをしながら生き延び続けてきたピラニアの祖先が割れ目からエサ(人間)を求めて出てきたのです。

そんな事とは露知らず、女性保安官のジュリーは岸に不審死体が見つかった事で調査団を派遣させ、湖の入江では上記のおふざけパーティが開始され、ジュリーの息子ジェイクは女につられて妹達の面倒を放棄して湖へ、妹達は留守番に飽きて湖のまた違う場所へ、と皆湖に行ってしまいます。

まずは調査団からで、潜って行った先で何かを発見、即効ピラニアに食われさようなら。視聴者的には来たか!と思うのですが、ここで一旦Tシャツ濡れ透けコンテストへ移行します。

物凄く盛り上がってバカやってる所に、保安官達が「危険だから湖から出なさい!」と警告するも、バカやってる彼らは当然聞く耳を持ちません。

それどころか、一度は話を聞くものの、お約束ですがそれをネタに更に盛り上がってひゃっほーい!とエスカレートしていく始末……ですが、それは合図でしかありませんね、そう、ここからです。

大群で泳いできたピラニア達が、バカやってる若者達の所へ到着、あれよあれよという間に湖は死体と血と悲鳴に染まってパニック状態で、中には逃げようとしてボートで人を轢き殺して(というか巻き殺して?)いた奴もいました。

一方、そんな事も知らずに離れた場所で水中美女を堪能していた息子と監督と美女達の所にも、ピラニア軍団の魔の牙が……相手は数えるのも面倒というか正確な数が分からないくらい多い、さてどうなるかはあなたの目でどうぞ。

なお、かなりの数の犠牲者が出ますし、ゴアシーンは容赦ないので、グロ系に慣れていない方はちょっとだけ注意して下さいね、逆を言えばむしろあのスピード感とおふざけとゴアたっぷりがこの映画のいい所なのですけどね。

ここからはネタバレ兼小ネタです

実はこのピラニア達はまだ小さな子供だった事が分かり、じゃあ大人は?となった瞬間、物凄い大きなピラニアにパックンされて終わり、という結末はバシッと決まっていて良かったですね。

他の作品でもそうですが、基本的に続編を作れるような形で終わらせます。けど、あの大きな親ピラニアメインにするなら続編いらないですね。

と思ったら続編出てましたね、原題が「ピラニア3DD」邦題が「ピラニアリターンズ」まだ見た事ないのですよ、今作が良すぎたせいもあるのでしょうが、あまり評判がよろしくないもので、なかなかシリーズ第1作を越えられる2作目ってないですよね。

ああ、そうそう、ちなみに今作では、Tシャツ濡れ透けコンテストで司会者を務め、女の子達にホースで水ぶっかけまくってたのは、「ホステル」シリーズのイーライ・ロス監督です、彼は俳優業もこなしているのでたまに見かけますね、イケメンです。

ピラニアシリーズは歴史が結構長いみたいなので、興味があればオリジナル「ピラニア」と、その続編「殺人魚フライングキラー」なども合わせてどうぞ。

なお、スプラッター系がお好きな方は、本作監督のアレクサンドル・アジャ作品と、友情出演(?)したイーライ・ロス作品はオススメですよ。

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