ネット上で伝説の駄作と評判のこちらの映画。ジャンルはオカルト・エロティック・ホラーらしいのですが、近所のレンタル屋ではホラー・コメディのコーナーに並んでいました。

あまりの酷さに勧めたくないのですが、勧めたくもなる不思議な映画を今回はご紹介させて頂きます。見て欲しいというか、まぁ、普通のホラー映画とかに飽きてきて怖いもの見たさですごいものにチャレンジしたい、という方にだけオススメします。

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拷問が映るのではない、見る側にとって拷問な映画

タイトルで拷問映画とさせて頂きましたが、拷問シーンが流れるのではありません。視聴者、見ている側がまるで拷問を受けているような感覚にさせられる映画なのです。

意味が分からないでしょうけど、見てみれば分かります。あの映画を最後までずっと見続けられた自分を褒めてあげたい、他の最後まで見る事が出来た方を褒めてあげたい、あの映画を何度も見たという勇者を崇めたいですね。

人間、「つまらない」「最低」「ムダ」「酷い」と言われれば言われるほど、見たくなるのです。私もネット上のあまりにもボロクソ言われている評判を見て、「そこまで酷いと言うのなら見てやろう」と思い借りてきて見ました、後悔しました。

今、まだこの映画を見ていないあなた、覚悟があるのならば見て下さい。覚悟がなければやめておきましょう、お金の無駄です、せいぜい100円でも無駄です。

女性が延々と踊るストーリー

さて、ではどんな話かというのを説明しましょうか。小説家である男性が、恋人と共に何かネタはないかとドライブをしていた時、女性が急に引き返そうと言い出します。

それでUターンした2人なのですが、運転をミスして車ごと崖から転落。生きていた二人はフラフラと歩いていき、その先でおじいさんと女性が居て、広場っぽい所の真ん中で別の女性が裸で踊っているのを発見して隠れていたのですが、狼男(?)とかに捕まってしまい、柱に縛り付けられて延々と踊りを見せられる事になりました。

これだけです。勿論オチは一応あるのですが、ここでは書くのをやめましょう。本当に隠すほどでもないのですが、念の為お楽しみにしておいた方がいいかもしれませんので。

それで、どうやらおじいさんの方は夜の帝王で、女性は闇の女王らしく、女王を楽しませるためのお祭りらしいのですが、その為に色々な女性(死霊だそうです)を呼び出しては1人1人躍らせる、という感じです。

90分映画なのですが、この踊りのシーンがほとんどを占めています。ずっと、ずっと、ずーーーーーっと、様々な女性がよく分からない音楽をバックに、よく分からない踊りを踊り続けるのを見続けるだけです。

何故作ったし。ツッコミどころ満載

まず、全員の演技が酷いです。女性の悲鳴はまったく恐怖を煽らせませんし、掠れていて悲鳴ですらないですし、夜の帝王に至ってはカンペをがっつり見ているのが分かります。

次に、車のシーンではどう見ても夜で、セリフからも夜なのが分かるのですが、引き返した車を映したシーンでは物凄く明るいです、どう見ても昼間ですね。

ストーリーもめちゃくちゃです。何故踊るのか、捕まえて縛り付けて踊りを見せるのか、闇の女王が時間がない、と焦り出したと思ったら彼女自身が何故か踊り出しましたし、意味が分かりません。

また、メインの踊りも、何の踊りだかイマイチ分かりませんし、女性によって踊る長さが物凄くバラバラでして、「あれ、もう終わり?」という女性が居れば、「え、まだ踊るの?長くない?」という女性もありました。

そして、女性は一応様々な服を来て、名前を紹介されて踊り出すのですが、脱ぎます。何故脱ぐのかの理由も全く分かりませんが、皆服を脱ぎ捨てながら踊りますし、中には最初からまともに服を着ていなかった女性もいた気がします。

全体的にツッコミどころが多すぎて、もう、この監督が一体何をしたかったのか分かりません。どんな目的を持って、どんな意味を込めて、何のためにこの映画を撮影したのでしょうか?そしてそれをDVD化した会社やレンタルを置いているお店は何故……世の中不思議ですね。

勇者よ、見るなら必ず最後まで見て下さい

もしこの映画を見ようと思っているあなた。見るつもりでいるのならば、見るつもりで借りてきた、もしくは買ってしまったのならば、ちゃんと一度に最後まで見て下さい。

90分という時間の長さがよーく分かると思いますよ。途中で投げ出してはいけません、見るのならば最後まで見ましょう、そして見ようと思った事に全力で後悔して、それをネタにして広めましょう。

この拷問に耐えきった方、おめでとうございます。あなたはよく頑張りました、下手なホラー映画よりもすごいでしょう?下手なホラー映画を見た方がはるかにマシだと思えた事でしょう。

時間の大切さと、D級E級映画の素晴らしさが身に染みて理解出来る映画です。こんなひどい作品、永遠に残して欲しいですね、もっとたくさんの人に見て頂きたいですね、ひどすぎて。

なお、あなたがこの映画を誰かに勧める場合は、相手への好感があるのならば、きちんと物凄く酷い映画だという事を忠告しながら教えてあげて下さい。

もし、あなたが嫌いな相手にこれを勧めるのならば、映画の酷さは教えずに、最後まで見させるように上手く誘導しましょう、相手にとてつもない苦痛を与える事が出来ると思います(ただしその分あなたは嫌われるかもしれません)

ところで、デラックス版には監督のインタビューがついていて、その中で監督は色々と語っていたのですが、こちらもツッコミどころ満載でツッコミなあなたは全力でツッコミし続ける事でしょう。

誰も求めていない続編を考えていたらしいですし、脚本担当のエド・ウッドに対して「アイツは監督の才能ないけどな」みたいなのを言っていたらしいですが、インタビュー映像でそこが流れたら「あなたが言うなww」と言ってあげましょうね。

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