ホラー映画を見てみたいけどいきなりすごく怖いのは無理……そんなあなたにはまず王道の邦画ホラーから入る事をオススメします。

邦画の場合はそこまでスプラッターもないですし、びっくりポイントも比較的に分かりやすいので、ドキドキハラハラ感を楽しみつつ、ホラー映画のいろはを学びやすいと思います。

スポンサーリンク

日本人向け 邦画ホラーの特徴

邦画ホラーの特徴といえば、じっとりジワジワ焦らすように展開が進む事ですね。アメリカホラーのように「ドーンッ、バーン!」みたいな派手さはないのですが、その代わりに「いつ来る、あ、今何か写った……うわぁっ」みたいなドキドキ感が味わえます。

最近はイギリスなどのヨーロッパや、アジア系でも昔懐かしき和風ホラーテイストのものが増えてきまして、ホラーゲームでも和風ホラーが海外でウケているのは、そういう邦画ホラー独特の雰囲気がいいからでしょう。

地味だが怖い。それが邦画ホラーのいい点で、最近の新作邦画ホラーにはなかなかないのが残念で仕方ありませんが、ちょっと古いものにはいいのがありますから、まずはここからスタートしてみましょう。

独特な動きはここから生まれた「リング」

主に女性の幽霊で、肩をゴキゴキ動かしながら、カクカク揺れつつ少しずつ確実に近づいてくるタイプがありますよね?上手い表現が思いつかなかったので伝わって頂けているか不安ですが。

あの動きは「リング」の「山村貞子」が始まりだと言われてまして、この映画はジャパニーズホラーの火付け映画にもなっています。

呪いのビデオを見た人間は1週間後に死ぬ。という設定になっていまして、ビデオを見てしまった主人公のタイムリミットが表示されながら、何とか呪いの根源を探して呪いを解く為に頑張るお話です。

ビデオの内容は新聞の文字だったり、防災頭巾を被って何処かを指差す人だったりと意味がよく分からないようなものですが、見た直後に鳴り響く電話の着信音が恐怖を煽ります。

映画の出だしは、1週間前に友達とビデオを見てしまった女子高生と、ビデオを見ていなかった友達2人のシーンから始まり、ちょこっとだけ貞子の姿が見えます。

その後は呪いのビデオに関する取材をしていた主人公がビデオを見てしまい……といった感じで進むのですが、肝心の貞子はなかなか出てきません(出番は1週間後なので当然ですが)

こんな感じでバンバン幽霊とかが出て来る訳ではないので、ホラー初心者の方でも大丈夫です。ビックリポイントも少ないので、どちらかと言えばサスペンス系ですね、苦手な方でも安心して見て下さい。

ただし、最近(でもないか)出た「貞子3D」は違います。あれはアクションホラーですかね、前半までは良かったのですが、後半はホラーを飛び越えてしまい、映画館で見たので笑いを堪えるのに必死でした。

何故か貞子出現時からバイオハザードとサイレントヒル(両方ゲームの方)を足して2で割ったような感じにいきなり変わってしまって、バイオのリッカーさんが友情出演してましたね(リッカーを知らない方は「貞子 リッカー」で検索してみて下さい、すごく似ていますよ笑)

また、原作の方は全く違って医学書です。バンバン専門用語が飛び交い、全くホラーではありませんので、映画が面白かったから原作の小説も……と考えている方はもう少し考えてから購入して下さいね。

ちなみに、シリーズの順番は「リング」「リング2」「らせん」「リング0バースデイ」で出てますが、「リング2」は映画オリジナルのifストーリーなので、正確には「リング」の後は「らせん」に続きます。

自分の死ぬ時の声が聞こえる「着信アリ」

こちらもリング同様になかなか幽霊本体は出てきませんが、リングとは打って変わってバンバン人が死にますし、結構痛いというか、グロい方になります。

自分の携帯に知らない着信音で電話がかかってきて、メッセージを聞くと自分の声が。日付を確認してみるとそれは数日後で、着信を受け取った人はその着信履歴と全く同じ時刻に、メッセージと全く同じ言葉を喋って死亡していくのがこの映画の基本設定です。

シリーズがだいぶ出ていますし、場合によって受け取るものや回避方法が違うので、一つ一つ書いていくと長くなりますしネタバレになりすぎてしまいますので、省きます。

とりあえず着信を受け取った人は高確率で、予告された時刻に死亡する、という事だけを頭に入れておいて下さい(シリーズによっては正確な時刻の予告がなかったりしますけど)

作品によって死亡方法や着信内容、回避方法などはそこそこレパートリーがあるのであまり飽きない、というのがいい点でしょうか(シリーズ後半はやや尻すぼみしていましたが)

バンバン死にますしグロい方ですが、やはりそこまで派手でもないので、この辺りで耐性を付けておくのもいいかもしれませんね、ストーリーの展開もテンポがよく進んでいきますので、ダレる事なく見ていけると思います。

トラウマ続出 最恐和風ホラー「呪怨」

ビデオ映画2本、映画4本、ハリウッド版3作、ゲーム1作、そして今年映画5作目が登場し、大ヒットを続けている最恐邦画ホラー「呪怨」は、ホラー初心者にはあまり向かないかもしれません。

ストーリーは昔、嫉妬に狂った旦那に殺された女性「佐伯伽椰子」とその息子「俊雄」とついでに元凶である旦那「剛雄」の呪いにかかった家を訪れた者とその関係者が次々と死んでいく形です。

続き物になっているビデオ版2作と映画版2作は短編集になっていまして、切り替わる時の画面右下にその短編の主人公の名前が表示されます。

時期列がぐちゃぐちゃになっているので、「あれ、ここ何が起きたの?」という場面も、後で回収される時に「ああ!」と気付けますし、1つ1つが独立しているのに複雑に絡まり合っているので、なかなかよく出来たシナリオと演出になっています。

また、上記2作品とは違い、伽椰子と俊雄はかなり頻繁に出てきますし、ビックリポイントも大量に用意されていますので、恐怖度は高いと思います。

さらに、ただ驚かせるだけではなく、きちんと怖がらせるというのが上手く出来ているので、人によってはトラウマ化する可能性もありますかね、天井裏のシーンとか、ベッドの中からのシーンとか、どうですか?

なお、このシリーズは最初のビデオ版2作と劇場版2作は完全に続き物になっていますので、見る場合はビデオ版から順番に見て行って下さいね、でないと話が分からなくなると思います。

その後に作られた「白い老女」と「黒い老婆」及びハリウッド版はそこまでストーリーの繋がりがないので、先に4作見てからなら何処から見ても問題ないと思いますけど、一応制作された順番に見た方がいいかもしれませんね。

呪怨まで見る事が出来れば、初心者からは脱出してもっと怖いのを見る事が出来ると思います。ホラー映画には他にも、パニック、スプラッター、サスペンス、オカルト、ゾンビなどかなりのジャンルがありますし、それぞれ恐怖ポイントが違いますので、色々と見て楽しんで下さい。

スポンサーリンク