様々な物が不自然にかつ自然に動作して、連鎖して、結果的に通常ではありえない事故死が起きる事で有名なこのシリーズ。

1つ1つは些細な事なのに、それが綺麗に繋がって死に至る様から、「ピラゴラスイッチ」ならぬ「ヒトコロスイッチ」とも言われていまして、アナザー(アニメ・小説両方)と比較されている時もありますね。

シリーズものは続けば続くほどダメになっていくパターンが多いのですが、このシリーズはシリーズを追うごとに派手さは増すもののダメにはなっていないのが素晴らしい所です。

スポンサーリンク

大事故の予知から始まる死の運命

このシリーズはまずとんでもない大事故から始まります。何十人もの死者を出す不可解な大事故が起こり、主人公はそれを夢のような感じで予知をして何人かと共に回避します。

そして、その後、主人公の予知で生き残った数名が、1人ずつ不可解で奇妙で人の意思がない事故によって死んでいってしまうのです。

大事故で死んだはずの人間が生きている。歪められた運命はそれを修正しようと、あの手この手で死を回収していきますが、主人公達は何とか生き延びようと、運命から逃れる方法を探します。

果たして死から逃れられる方法はあるのか。一度決まってしまった死は回避出来ないのか。彼らが生き残ったのは間違いだったのか。死神の吐息が、死ぬはずだった彼らの命を刈り取りにきます。

不自然かつ自然な大事故

最初の大事故は、とんでもなく派手です。シリーズを追えば追う程派手になっていきますが、これがまたこのシリーズの見どころでもありますので、シリーズ5作品の事故一覧をご紹介させて頂きますね。

まず記念すべき1作目「ファイナル・デスティネーション」は、飛行機事故です。パリへ修学旅行へ行く高校生達が乗った飛行機が、離陸して間もなく大爆発を起こします。

2作目である「デッドコースター」は、玉突き事故です。高速道路を走っていた、大きな丸太をたくさん乗せたトラックから丸太が落っこちてしまい、それによって次々と衝突、炎上、前作よりもスピード感と派手さがあります。

3作目の「ファイナル・デッドコースター」は遊園地にあるジェットコースターです。高校卒業イベントで訪れた遊園地で、調子に乗ったバカがジェットコースターに乗っている最中にデジカメを落としてしまい、それがレールに絡まって脱線、かなりの速さでどんどん死んでいきます。

因みに下のDVDは死に方選べる!マルチエンディング版です。すっきりしたい方はこちらをどうぞ。もちろんレギュラー版もありますが、こっちのほうが楽しめます。

4作目の「ファイナル・デッドサーキット」はサーキット場でのクラッシュ事故です。1台のレーシングカーがクラッシュして、次々と事故が起こり、その車のタイヤやらが客席にまで飛んできて、痛んでいた客席は崩壊してしまいます。

5作目の「ファイナル・デッドブリッジ」は大きな吊り橋が崩れ落ちる事故です。工事中で強度が弱っていた橋が、強風に煽られて中央部分からどんどん崩れ落ちていって、車もかなり下にある川にドボンです。

このような感じで、人の手がかかっていない「自然な大事故」が起きて、何十人もの死亡者、重傷者が出て来るのですが、主人公とその他数名だけがそれを免れて生き残る事になりました。

因みにAmazonプライム会員の方なら、全作品無料でAmazonプライムビデオで見ることが出来ますよ。

まだの人は30日間なら無料なのでわざわざレンタルするまでもないかなと言う人はどうぞ

amazonプライム

順番通りに1人ずつ死んでいく

事故を免れた生き残り達は、幸運かと思いきや、1人ずつ順番に死んでいきます。しかも、あの大事故で死んだ方がマシだったんじゃないのか?と思えるくらい悲惨な死に方です(中にはあっさり死亡する人もいますけど)

それで、その順番なのですが、1作目と3作目は座席順、4作目と5作目は予知で死んだ順(=死ぬはずだった順番)で、2作目は予知で死んだ順の逆から、つまり予知で最後死んだ人がその後最初に、という感じで死んでいきます。

2作目が逆の順番なのにはきちんとした理由があるのですが、物凄いネタバレになってしまうので、一旦ここでは伏せさせて頂きますね。

また、5作も出しているのでレパートリーは?と思われるかもしれませんが、大丈夫です。よくもまぁネタが尽きないな、と思うくらいに様々な方法で死亡していくので、マンネリ化する事はありませんでした、シリーズどれも面白いですよ(ただし1作目は古いのでどうしても地味さは感じてしまいますが)

ジワジワと、視聴者を焦らしながらコツコツ、ドーンッと殺していくので、目が離せなくなりますね。「あ、あれ動いてる、あれか?あれで死ぬのか?」という感じでフラグをバッチリ立てながら進めてくれますから、どれでどんな風に死ぬのか、ギリギリまで焦らされます。

目に見えない“死”という敵、戦うのではない、回避するのだ

このシリーズは明確な敵が出て来るのではなく、“定められた死という運命”をいかに回避するかが重要になっていますので、主人公達に襲い掛かってくる“死”とは何なのか、は明確にされません。

死神が居る、様々なアドバイスをしてくれる死のお使いがいる、という部分だけ確定しているようなのですが、それが何なのか、何故アドバイスをしてくれるのか、そもそも予知は何のためにあったのか、などは不明のままです。

けれど、だからといってモヤモヤする、という事はありません。様々な死を迎える、頑張って死を回避しようとあれやこれややってみる、というのがこの映画のウリですので、気にする事はありません、そういうものがある、という認識だけで十分でしょう。

ちなみにアドバイスをくれる死のお使いさんは、1作目と2作目と5作目にだけ出てきまして、全て同じ俳優さんがやっています(ちなみにこのトニー・トッドさんは、「キャンディマン」のキャンディマン役でも有名です)

とにかく派手、こんな死に方普通あるのだろうか

1作目はまだありえそうな死に方なのですが、2作目以降、シリーズを追うごとに事故以降の死に方がどんどん派手になっていまして、死亡後だけを見ると何がどうなってこうなって死んだんだ……と思えるような死に方になっています。

また、4作目と5作目は大事故の時点で「ありえないだろうww」と思えるほど、物凄く派手です。いくら工事中で強度が弱っていて強風だったとしても、大きな橋があんな綺麗に崩れていくなんて……すごいですね。

それと、死神さんは本当に焦らすのが好きらしいので、色々なフラグをまき散らして置いて、視聴者に「どれだ、どれだ」と思わせて置いて準備が出来ると一気に片付けちゃいます(とある時はずいぶん前のフラグが死亡原因になっていて、「え?」となりました)

グログロの容赦のないスプラッターなので、痛いのを見るのが苦手な方は、もう少し経験値を積んでからチャレンジした方がいいかもしれませんね。

なお、1作目と2作目はより話が繋がっていて、それ以降も微妙に関わりを持っていますし、小ネタがちょこちょこあるので、きちんと1作目から見る事をオススメします(特に2作目は1作目を見ていないと分からない箇所がかなりあります)

ここからネタバレですよ

これ、結果的に生存者はゼロなんですよね。1作目で生き残った男2人女1人のうち、男1人は落ちてきた看板で死亡、もう1人の男は落ちてきたレンガで死亡、女の子は2作目の後半で巻き込まれて死亡でしたし。

2作目の生き残りの男女は、3作目の新聞で芝刈り機に巻き込まれて死亡したらしい事が書かれていたそうです(これは通常版ではなく「選べる!死に様マルチ版」というのが3作目には出ていて、色々とゲーム感覚で分岐を選択出来るらしく、こちらの最後の地下鉄分岐で見る事が出来るそうです。欲しいですね)

3作目はラストで地下鉄事故に巻き込まれて生き残ってた3人まとめて死亡で、4作目はカフェに大きな車(トレーラーか何かだったかな)が突っ込んできてまとめて死亡、5作目は乗った飛行機(これが1作目と繋がっていて、1作目の主人公達がチラッと映ります)が大爆発して死亡、生存者、ゼロです。

6作目の構想に入った、とのニュースが去年流れましたけどあれから続報はありませんし、5作目の監督はこれがシリーズ完結編としてラストのシーンを1作目に繋げた訳ですから、多分これで終わりだと思います。

2作目の死の順番の理由

それと、上記で書いた2作目の順番の事ですが、見て頂ければ分かると思いますが、2作目の生き残りは全員1作目の生き残りと関わっていたのです。

1作目の生き残り達が死亡する時の事故がなければそこで死んでいたはずの人々だったので、本来なら彼らは1作目の時点で既に死亡していたはずなのです。

ちょっと分かりにくいかもしれませんが、例えば2作目の主人公は、母親と買い物に行く約束をしていて、母親が車の所で待っていたのでそこに行こうと思ったら「風呂場で首吊りをした高校生」のニュースを見て少し立ち止まってしまっていたのです。

そのせいで母親と会うのが少し遅れてしまい、その間に母親は車を盗ろうとしてきた人ともみ合いになり死亡、主人公は例のニュースさえなければ母親と合流していて、一緒に殺されていたはずだったのですが、そのニュースの高校生が、1作目の最初の死亡者です。

予知で死亡するはずの順番の逆から死んでいっているのではなく、1作目の生き残り達が死亡していった順で、それに関わっていた人間がその順番で死んでいっていただけなので、だから回避後は最後のはずだった主人公が最初になっていました、彼女は1作目で最初に死んだ男の子のおかげで生き残ったのですから。

ちょっとややこしいですね。1作目を見た後に2作目を見ると、この辺りを詳しく説明してくれていますので、確認してみて下さい、あの順番通りになっています。

ついでに、よく聞かれている4作目の文字について

4作目のカフェで、主人公が座るテーブルに英語で文字が彫られているシーンが2度映ります。1度目は大事故を回避した直後、恋人と友達2人と一緒に居た時なのですが、その時は「It’s coming」やって来る、でした。

しかし、回避を続けて、更に大きな大事故をも回避してようやく一安心した主人公が座ったテーブルには、上記の文字が二重線で消されていて、代わりに何かの文字が書かれていて、それを見た主人公が驚愕した次の瞬間に死亡します。

その文字がよく見えないのですが、見えた部分からこうじゃないかと教えて下さった方の話では「IT’S HERE」ここに居る、だそうです。

「死は訪れる」から「さぁ死にましょう」になったのでしょうかね。焦らすのとからかうのが好きな死神さんからのサプライズだと思う事にしてます。

最後に念のため、30日無料のamazonプライム会員貼っときます。古いホラーとか結構マニアックなものまで割りとあるので、結構見放題は価値があると思います。

amazonプライム

スポンサーリンク